ふすまの修理は基本的には専用の材料および道具を用い職人に依頼することが望ましいですがちょっとした事で見た目がよくなる事もございますのでいくつかご紹介いたします。
〇襖の木枠(きわく)に傷がつき中の木の色が見えてしまった場合 黒や茶色の塗装が入っているものであれば色が似ている油性マジックや油性塗料等で塗る。油性マジックはしっかりと乾かし、乾いた後色うつりしないか確認したほうがよいです。
〇戸襖(板戸で和室側が襖)などの枠の補修 実際はベラという両面テープで2~3mm程度の厚さの化粧板が張り付けてあることが多いです。比較的安価でホームセンター等で販売されてますので張替え可能です。はがす際は既存の襖紙がはがれてこないように、また下地のベニヤがはがれてこないよう慎重におこないます。
〇引手が汚れてしまっている場合はホームセンター等で購入し交換も可能です。ただしサイズも様々ですし、ボンド等で止めてある場合などもございます。ふすま紙を傷つけてしまう可能性もございますので慎重に行う必要がございます。