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畳の上にフローリングマットを敷くメリット・デメリット、注意点を解説

  • 畳 | 2024/03/28

    和室を洋室に変える際、畳をフローリングの床に張り替えるべきか、迷ってしまう方も多いでしょう。「一時的に雰囲気を変えたい」「あとで和室に戻す可能性がある」という場合には、フローリングマットを試してみてはいかがでしょうか。


    フローリングマットを畳の上に敷くだけで、畳の部屋を洋風なテイストに変えられます。今回は畳の上にフローリングマットを敷くことのメリット・デメリット、敷く際の注意点を詳しく紹介します。

    畳の上にフローリングマットを敷く4つのメリット

    まずは、畳にフローリングマットを設置するメリットを見ていきましょう。

    簡単に設置できる

    畳からフローリングに張り替える場合、畳をすべて剥がしてフローリングの下地(根太)を設置し、その上にフローリング板を置くことになります。DIYも可能ですが、大がかりな作業となるため、慣れていない方には難しいかもしれません。

    一方、畳の上にただフローリングマットを敷くだけなら、設置も取り外しも簡単です。フローリングマットを自分でカットして敷くだけで良いため、DIY初心者でも気軽にチャレンジできます。

    安価でフローリングのような床に変えられる

    フローリングマットなら、リフォーム業者に依頼することなく、自分でフローリング風の床に替えられます。工事費がかからないので、コストを抑えたい方にもおすすめです。また、畳を敷いたままマットを敷けるため、剥がしたあとの畳の処分に悩むこともないでしょう。

    賃貸物件でも設置できる

    賃貸物件に住んでいる場合、室内のリフォームを勝手に行なえないことがほとんどです。畳を剥がしてフローリング板を貼った場合は、原状回復の義務を負う形となり、修理費用の負担が発生します。

    フローリングマットは接着剤を使わなくても設置できるため、賃貸物件でも使用可能です。引越しの際にフローリングマットを剥がして、新しい住まいで再使用することも可能です。

    好みのデザインを選べる

    フローリングマットには数多くの種類があり、色合いや木目の入り方によっても印象が大きく変わります。自然の温もりを感じられるナチュラルな木目デザイン、床材をV字に貼るヘリンボーン調など、好きなデザインを選ぶことができます。

    カラーバリエーションも豊富なので、ほかのインテリアや壁紙との調和を考えながら選べるのもメリットです。

    畳の上にフローリングマットを敷く3つのデメリット

    畳の上にフローリングマットを敷く前に、以下の3つのデメリットを把握しておきましょう。

    本物のフローリングと見た目が異なる

    フローリングのような木目が表面にプリントされているタイプは、本物のフローリングの床と比べると、安っぽい質感に見えることがあります。

    見た目にこだわりたい方は、高級感のあるダーク系の色合いや、天然の木を使用した突き板タイプのフローリングマットを試すとよいでしょう。

    隙間にゴミが入り込みやすい

    購入したフローリングマットのサイズが足りなかったり、カットする際に切りすぎたりする場合も考えられます。これにより、フローリングマットを畳に敷いた際にサイズがぴったり合わず、端に隙間ができることがあります。

    わずかな隙間からゴミや埃が入り込むと、掃除をするのが大変です。隙間に溜まったゴミに気付かず、畳を傷めてしまうおそれもあるため十分に気を付けましょう。

    カビ・ダニが発生しやすい

    畳には室内の湿度を調整する機能がありますが、フローリングマットを上から敷くことで、間に湿気が溜まりやすくなります。湿気の多い状態が続くと、カビやダニが発生しがちになるため注意が必要です。

    カビやダニが発生した場合は、状態が悪くなる前に対処しましょう。詳しい対処法については、以下の記事で説明しています。

    関連記事:
    畳の簡単カビ取り方法をケース別に紹介!カビの予防法6選も解説
    畳のダニ退治・駆除方法とは?効果的な5つの対策を紹介

    畳の上にフローリングマットを敷く際の注意点


    畳の上にあるゴミは、カビやダニの栄養源となります。フローリングマットを畳に敷く際は、先に掃除機をしっかりとかけておきましょう。カビ・ダニ対策として、防カビシートやダニ避けシートを間に敷いておくのも効果的です。

    畳は水分を蓄えやすいため、フローリングマットを置く前に、表面をよく乾燥させましょう。作業を行なうのは、空気が乾燥している晴れの日がおすすめです。

    濡れたタオルで畳の汚れを拭いた場合には、最後に乾拭きして水気を十分に取り除いてください。

    まとめ

    畳をフローリングにするなら、フローリングマットの利用を検討してみましょう。「DIYで簡単に設置できる」「賃貸物件でも使える」「板材への張り替えよりも費用を抑えられる」など、数多くのメリットがあります。

    なお、フローリングにはフローリングの良さがありますが、畳そのものの魅力も捨てがたいものです。水濡れや摩擦に強く、カビ・ダニが発生しにくい畳もご用意できますので、畳の専門店であるとりまつ畳にぜひご相談ください。

    TEL:0120-211-021



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