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畳の厚さはどれくらい?厚畳・薄畳の特徴やそれぞれのメリットを紹介

  • 畳 | 2024/02/28

    「畳を新しいものに交換したい」「洋室に畳を敷きたい」などと思ったとき、どの厚みの畳を注文すれば良いのでしょうか。せっかく新しい畳を注文するなら、畳の良さを最大限に引き出せる、自室に合った厚さのものを選びたいところです。

    畳をどこに敷くのか、模様替えを頻繁にするのかなどの条件によっても、適切な畳の種類が変わります。今回は、畳の厚さ別の特徴、厚畳・薄畳のどちらがおすすめなのか、詳しく見ていきましょう。

    畳の厚さはどのくらい?

    まずは畳の厚さについて、厚畳と薄畳の2種類の違いを解説します。

    厚畳│厚さ30mm~60mm程度

    厚畳とは、和室に設置する一般的な厚さの畳のことです。なお、JIS規格(日本産業規格)において、55mm、60mmが畳の厚さの基準とされます。

    なお、フローリング用の部屋に厚畳を敷くと、ほかの部屋との境界に段差ができるため注意が必要です。フローリング材の厚みは15mmであるため、そこに厚さ30mm~60mmの厚畳を敷くのは避けたほうがよいでしょう。

    薄畳│厚さ15mm~30mm程度

    薄畳は、通常の畳よりも薄い畳のことです。厚さ15mm~30mm程度の畳で、置き畳・ユニット畳ともいいます。

    厚みが少ない分、クッション性はなくなりますが、軽くて動かしやすいのが特徴です。フローリング材(厚さ15mm)の代わりとして敷くこともできます。

    薄畳は厚さがない分、反りに強い特別な芯材を使用する必要があります。そのため、種類や品質にもよりますが、一般的な畳(厚畳)と同等の価格か、それ以上の価格設定になることがほとんどです。

    厚畳がおすすめな方

    ここでは、厚畳がおすすめな方の特徴を説明します。以下の3つに当てはまる方は、ぜひ厚畳の購入をご検討ください。

    好みのデザインの畳縁を選びたい方

    新たに厚畳を敷く際、畳を張り替える際に、畳縁のデザインを変えることができます。畳縁の種類だけを交換することも可能です。

    畳縁の色柄によって、その部屋の雰囲気がかなり変わります。シンプルな無地、華やかな花柄、キャラクターの描かれた畳縁など、幅広いデザインから選択可能です。

    畳縁の色は、伝統的なグリーンはもちろん、パステル調のグレーやピンクなども選べます。室内の雰囲気を頻繁に変えたい方には、畳縁のデザインが多い厚畳がおすすめです。

    寿命の長い畳を使いたい方

    厚畳は厚さがある分、耐久性に優れており、畳床が長持ちするのが良い点です。表側の傷みや変色が気になってきたら、畳表を裏返すことできれいな状態に戻ります。

    また畳床の寿命が来るまでは、畳表と畳縁をはがして新品に交換することで、継続的な使用が可能です。

    機能性の高い畳を使いたい

    クッション性が高い厚畳であれば、畳の上で子どもが歩き回っても音が伝わりにくいでしょう。また、厚みがある畳のほうが芯材に使われる断熱材も厚いため、断熱性能に優れています。

    なお、とりまつ畳では機能性抜群の「健康畳」をご用意しております。和紙で作られており、日焼けや摩耗、水濡れに強い人気の畳です。畳を長く使いたいご家庭、小さなお子様やペットのいるご家庭などを中心に、幅広い方に愛用されています。

    とりまつ畳の健康畳はこちら

    薄畳がおすすめな方


    続いては、薄畳がどのような方におすすめなのかを解説します。

    フローリングの上に畳を設置したい方

    フローリング材の代わりに薄畳を敷くことも可能ですが、「わざわざフローリング材をはがすのは面倒」という方もいるでしょう。フローリングの上にそのまま畳を敷くなら、薄畳(置き畳・ユニット畳)がおすすめです。

    薄畳を部屋全体に敷き詰めるだけでなく、部屋の一部に敷いてマットのように使うのもよいでしょう。縁のない正方形の薄畳であれば、モダンテイストの部屋にもよく合います。

    ただしフローリングの上に設置する際は、薄畳の裏の滑り止めと、フローリングとの相性に注意しましょう。薄畳の滑り止めが利かなかったり、置き畳の角でフローリング材に傷が入ったりすることがあります。

    部屋の雰囲気を頻繁に変えたい方

    薄畳は軽量で持ち運びしやすく、1人でも気軽に設置できます。一方の厚畳の交換は大がかりな工事となるため、気分に合わせてデザインを簡単に変えることができません。

    薄畳を使わないときは、押し入れなどの収納スペースに片付けておくのもよいでしょう。置き畳の配置を変えるだけで、部屋の模様替えを気軽に行なえます。

    まとめ

    厚畳と薄畳で迷ったときは、和室用の一般的な畳として使うのか、フローリング材の代わりに敷くのか、といった点を確認しておきましょう。

    自宅の畳にはどちらが合うのか判断に迷うようなら、一度畳の専門店に相談してみてはいかがでしょうか。畳の種類に詳しく、厚畳と薄畳の両方を取り扱っている専門店なら、アドバイスをもらいながら自室に合う畳を紹介してもらえます。

    畳や和室関連のお困りごとは、畳の専門店であるとりまつ畳にご相談ください。豊富なラインナップ、高品質・低価格の商品を用意してお待ちしております。

    TEL:0120-211-021



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