子供がいる家庭では、ついつい目を離した隙に畳や床などに子供がお絵描きしてしまうことも多いです。
特に、クレヨンはただ水拭きしても完全に落ちないことが多く、悩んでしまいますよね。
そこで今回は、畳についたクレヨンの落とし方や、畳の落書き対策などについて紹介していきます。
畳についたクレヨンの落とし方
まずは、畳についたクレヨンの落とし方について紹介します。
畳にクレヨンがついてしまって困っている人は、ぜひ参考にしてください。
準備するものは?
畳についたクレヨンを落とすときに必要なものは、以下の3点です。
・歯ブラシ
・歯磨き粉
・雑巾
こちらの3点があれば、畳についたクレヨンを落とすことができます。
歯ブラシは使い捨てのものや、使用済みのものでも構いません。雑巾がない場合は、汚くなったタオルやハンカチなどで代用しましょう。
基本的には、どの家庭にも必ずあるもので畳についたクレヨンを落とすことができます。
掃除方法は?
まずは、畳についた汚れのひどい箇所に、歯磨き粉を塗ります。
汚れがひどい場合は、少し多めに歯磨き粉を塗りましょう。つづいて、歯磨き粉を塗った畳に歯ブラシをあてて優しくこすり落としてください。
このとき力強くこすってしまうと畳が傷ついてしまったり、逆に畳の中に汚れが溜まってしまったりすることもあるため、注意が必要です。
ある程度こすり終えたら、濡らした雑巾で汚れを拭き取ります。このとき力強く拭き取るのではなく、優しく拭き取るようにしてください。
汚れが落ちたら、畳についている歯磨き粉を歯ブラシで取り除き、綺麗な雑巾で畳を拭けば終了です。
畳についたクレヨンは重曹やクエン酸で落ちる?
畳についたクレヨンは、重曹やクエン酸ではあまり落ちません。
また、畳に重曹やクエン酸を使用してしまうと畳が黄ばんでしまったり、汚れが染み付いてしまったりすることもあるため、おすすめできません。
重曹はキッチンなどのいろいろな場所で使える掃除アイテムの1つですが、畳には使用しないようにしましょう。
頑固な汚れはアイロンが効果的?
頑固な汚れは、アイロンを使うと効果的です。もともとクレヨンには整髪料やオイルなどに使う成分が含まれています。
これらの成分は熱に弱いため、熱を与えると汚れを浮かせることができます。
そのため、アイロンの熱を利用すると頑固なクレヨン汚れでも、落とすことができます。
ただし、熱を加えただけで汚れが取れるわけではないため、中性洗剤などを併用して汚れを落としましょう。
あきらめがちな畳のマジック汚れには?
マジック汚れは、クレヨンよりも厄介な汚れです。
畳のマジックによる汚れは、ネイルなどで使用する除光液や消毒エタノールを使用すれば、きれいに汚れを取ることができます。
また、ミョウバンをマジック汚れに振りかけて少しこすれば、汚れを落とすことも可能です。
マジックによる汚れは特にあきらめてしまいがちですが、しっかりした掃除法を用いれば、汚れをきれいに取ることができます。
畳の落書き対策はある?
最後に、畳の落書き対策について紹介します。
畳の落書き対策には、次の3点が有効です。
・パズルマット
・カーペット
・水で落とせるクレヨン
それでは、それぞれ確認していきましょう。
パズルマット
子供が落書きしそうな畳に、パズルマットを敷いて対策しましょう。
パズルマットであれば、仮にクレヨンがついたりしても簡単に拭き取ることができますし、交換が必要になっても1枚数百円程度で購入できるため、費用も抑えることができます。
また、パズルマットは赤ちゃんがケガをしないためにも有効な対策ですので、小さなお子さんがいる家庭では、特にパズルマットを敷く方法がおすすめです。
カーペット
カーペットを敷くことも、落書き対策の1つです。
カーペット自体に落書きされても、手洗いで汚れを落とすことができます。
ただし、カーペットの汚れを取るためには、一度カーペットを取り除いて洗濯などをする必要があり、大変ですのであまりおすすめはしません。
水で落とせるクレヨン
お子さんに水で落とせるクレヨンで遊んでもらえば、汚れを気にする必要はありません。
100円ショップなどでも水で落とせるクレヨンが売っているため、水で落とせるクレヨンを用意しておくこともおすすめです。
水で落とせるクレヨンであれば、畳以外に壁やフローリングなどに落書きをしても、すぐに汚れを落とすことができます。
まとめ
今回は、畳についたクレヨンの落とし方や、畳の落書き対策などについて紹介してきました。
畳にクレヨンがついてしまうと、焦ってしまい雑巾などでこすってしまうこともありますが、これですと汚れが畳に染み付いてしまうため、避けるようにしてください。
今回紹介した手順に沿って汚れを落とせば、頑固な汚れでも簡単に落とすことができます。
また、汚れを気にせず遊べる、水で落とせるクレヨンを購入することもおすすめです。