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障子にカビが生えた!除去方法とカビの発生を防ぐ対策を紹介

  • 障子 | 2022/07/26


    日本古来の障子には、和の風情を感じさせる独特の佇まいがあります。しかし、障子の一部にカビが生えていたら、せっかくの風情も台無しになってしまうでしょう。

    カビの悩みを解決するためには、カビを見つけ次第すぐに除去すること、和室をカビが生えにくい環境にすることが肝心です。そこで今回は、障子にカビが発生したときの対処法のほか、日頃からできるカビ対策を紹介します。

    障子にカビが発生……除去の方法を解説

    障子紙の交換目安は2~5年ですが、カビが発生した場合はより短い期間で交換が必要になります。障子にカビが発生したら、以下の対処法で早めに取り除きましょう。

    漂白剤を使用する

    まずは容器に漂白剤を入れて、少量を歯ブラシに含ませます。障子紙を破らないように気を付けつつ、歯ブラシの先を障子紙にやさしく当ててください。乾燥するまで待ってから、使用していない布・雑巾などで軽く拭き取ります。

    このとき、漂白剤は障子紙のみに使用するようにしましょう。障子の木枠や畳に漂白剤が付着すると、変色して修復できなくなるおそれがあります。

    また、漂白剤を塗るときには必ずマスク・ゴム手袋を着用して、換気をしながら行なってください。

    カビがひどい場合は障子紙を張り替える

    カビの状態が軽度であれば、漂白剤を活用して自力での対処が可能です。しかし、カビが広範囲に広がっている場合や、漂白剤を使用しても落ちない場合には、障子紙の張り替えも検討しましょう。

    なお、カビを長期間放置していると、張り替えの際にアクが出てしまうことがあります。アクで汚れて張り替えがしづらいといった場合には、専門店に任せるほうがきれいに仕上がるでしょう。

    障子のカビ対策5選


    障子のカビを防ぐには、どのような対策をすれば良いのでしょうか。ここでは、日常的に取り組みたいカビ予防の方法を5つ紹介します。

    カビを放置しない

    障子にカビを見つけたら、繁殖する前にすぐに除去するようにしましょう。カビの症状が軽いうちなら、漂白剤での対処も可能です。

    忙しいからとカビをそのまま放置すると、障子だけでなく和室の畳や襖、壁や天井にまでカビが広まってしまいます。そうなれば、障子以外のカビ除去・交換の費用が余分にかかってしまうでしょう。

    障子紙の張り替えが必要な場合は、なるべく早めに対応することをおすすめします。なお、時間に余裕がない方は、専門店に依頼するほうがスムーズかもしれません。

    こまめに換気をする

    晴れた日は窓を開けて、空気をこまめに入れ替えるようにしましょう。外の空気を取り入れて、室内の湿度を下げることで、カビが発生しにくくなります。

    エアコンをかけっぱなしの夏、ファンヒーターやストーブを付けっぱなしの冬は、換気不足に気を付けてください。

    除湿器を使用する

    湿度対策をしたいなら、除湿器の使用も効果的です。室内の湿度が75%以上、室温が20~30度のときに、カビは発生しやすくなります。除湿器を使用すれば、雨の多い梅雨の時期でも、部屋の湿度を快適な状態に保てるでしょう。

    ただし、除湿器を使用する際には、本体にカビが生えないように注意が必要です。除湿器の内部にカビが発生していると、使用するたびにカビを部屋中にまき散らしてしまいます。除湿器の説明書にしたがって、定期的なメンテナンスを行なうようにしてください。

    結露対策を行なう

    窓に結露ができたときは、障子の木枠が水分を吸収する前に、すぐに拭き取るようにしましょう。窓に結露防止用フィルムを貼るのも効果的です。

    障子のすぐ近くにエアコンがある場合は、結露が発生しやすくなるため特に気を付けてください。冷房を使用する夏に結露が発生することもあるため、十分に注意が必要です。

    カビの栄養分を取り除く

    障子に付着した埃や汚れは、カビの栄養分となります。敷居や桟には埃がたまりやすいので、ハンディモップなどでこまめに掃除を行ないましょう。障子紙の表面もやさしくなでて、埃を取り除いてください。

    上から下へと埃を落としていき、ひと通り掃除を終えたら、畳や床に散らばった埃を掃除機で吸い取ります。障子枠の汚れを落としたいときは、専用の洗剤を使いましょう。水拭きをする際には、よく絞った雑巾で拭き取り、最後に乾拭きで水分を取り除きます。

    まとめ

    障子にカビが発生したら、漂白剤で除去するか、障子紙の張り替えで対処します。ただし、カビが発生してから対処するよりも、日頃からカビ対策を徹底的に行なうほうが簡単です。換気と掃除、結露対策をしっかりと行なうことで、カビに悩まされない快適な状態を保てます。

    カビが発生してしまったら、早めに除去することが重要です。しかし、カビが全体に繁殖して元の状態に戻らないこともあるでしょう。そのようなときは、障子を丸ごと交換することも視野に入れてみてください。

    障子だけでなく、畳や襖にまでカビが広がってしまった場合も、和室の専門店であるとりまつ畳がサポートします。深刻な状態になる前に、ぜひ一度お問い合わせください。

    TEL:0120-211-021



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