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障子紙のはがし方・貼り方のコツとは?種類別に詳しく解説します

  • 障子 | 2022/02/01


    障子紙をはがして新しくしたいと思っていても、何となく面倒な気がして先送りにしたくなるものです。とはいえ、障子を張り替えないままでいると、日焼けや汚れがさらにひどくなって、和室の印象が悪くなってしまうでしょう。

    障子紙を一度もはがしたことがない人にとって、張り替えはハードルが高く感じるかもしれません。けれども、張り替え用の道具をそろえて手順を覚えてしまえば、次回からは問題なく交換ができます。

    本記事では、障子紙のはがし方・貼り方のコツについて詳しく解説します。

    障子紙のはがし方、張り替え方法(1)和紙の場合

    障子紙を張り替える際は、障子紙の種類をまず確認しておきましょう。障子紙の種類によって、はがし方や貼り方が異なる点に注意が必要です。

    まずは和紙の障子紙について、はがし方・貼り方のコツを確認していきましょう。

    和紙のはがし方

    和紙の障子紙をはがすときは、最初に水で濡らす工程が重要です。まずはビニールシートを障子の下に敷いて、障子枠や桟を水で濡らしていきます。

    水で濡らす作業をする際は、スポンジや霧吹きを使用すると便利です。水の代わりに専用のはがし材を使用するのもよいでしょう。

    水に濡らして5分程度経ったら、和紙が残らないように気を付けながら、下部分からゆっくりとはがしていきます。うまくはがれないときはスポンジや霧吹きで再度濡らして、残った和紙を取り除いていきましょう。

    和紙をキレイにはがし終えたら、障子枠や桟に水分が残らないよう、しっかりと乾かしてください。

    和紙の貼り方

    和紙を貼る際には、障子紙の1ヵ所をセロハンテープで仮止めします。障子枠と和紙が平行になるように気を付けながら、位置を決めていきましょう。

    障子用の糊を桟に塗ったら、障子紙を端からゆっくりと転がして、たるみのないように貼っていきます。最後にカッターを使って、余分な障子紙を切り取りましょう。

    障子紙のはがし方、張り替え方法(2)プラスチック障子紙(両面テープ貼り)の場合

    続いては、プラスチック障子紙(両面テープ貼り)について、詳しいはがし方・貼り方を説明します。

    プラスチック障子紙(両面テープ貼り)のはがし方

    まずは、障子紙にアイロンを当てて、両面テープの糊の粘着を弱めていきます。糊が温まったら、テープを端から慎重にはがしていきましょう。

    このとき、反対側から障子紙を手で押していくとスムーズにはがれます。両面テープが障子紙に残らないように、力を加減しながら丁寧に作業を行ないましょう。

    プラスチック障子紙(両面テープ貼り)の貼り方

    障子紙の端をセロハンテープで1ヵ所だけ固定して、障子紙と障子の位置が平行になるように調整してください。

    障子紙をいったん巻き直したら、まずは桟の縦方向に両面テープを貼って、テープの裏紙をはがします。横方向にも両面テープを貼っていきますが、裏紙ははがさずに残しておくのがポイントです。

    障子紙を貼り付ける際には、横方向の裏紙を1ヵ所ずつはがしながら、たるみのないように丁寧に貼り付けていきます。最後に余分な障子紙を切り取って、張り替えは完了です。

    障子紙のはがし方、張り替え方法(3)プラスチック障子紙(アイロン貼り)の場合

    プラスチック障子紙(アイロン貼り)についても、はがし方・貼り方の手順を解説していきます。

    プラスチック障子紙(アイロン貼り)のはがし方

    障子の下に新聞紙などを敷いて、障子紙の上からアイロンをまんべんなく当てていきます。ただし、変色のおそれがあるため温めすぎには十分に注意が必要です。障子紙の糊がゆるんでいるうちに、端から丁寧にはがしていきましょう。

    プラスチック障子紙(アイロン貼り)の貼り方

    最初に、障子紙の1ヵ所をセロハンテープで固定します。障子紙を広げて位置を微調整したら、四隅にアイロンを当てて仮止めをしておきましょう。

    その後は障子の中央から外側の方向に、アイロンを当てていきます。アイロンを素早く動かすとシワができやすいので、丁寧に接着を行ないましょう。すべて貼り終えたら、障子紙の余った部分を切り取ります。

    障子紙の張り替えは、専門店への依頼が安心


    障子紙は使い続けるうちに劣化していくため、定期的な張り替えが必要です。今回紹介した方法で作業はできますが、キレイな仕上がりにしたい方、張り替えの時間が取れない方は、和室の専門店への依頼を検討してみましょう。

    障子に関して気になることがあるなら、和室の専門店に相談すると安心です。とりまつ畳では、直接自宅にお伺いして無料見積もりを実施しております。予算内での相談も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

    まとめ

    障子紙にも寿命があるので、変色や汚れで見た目の印象が悪くなる前に、張り替えをしておきたいところです。障子紙を自分ではがす際には、紙の素材や接着方法を先に確認しておきましょう。

    新しい障子紙を購入するときにも、はがしやすさや貼りやすさを考慮したうえで、自宅の和室に合うものを探してみてください。

    障子紙を新調したいとき、詳しいラインナップを知りたいときは、和室のプロフェッショナルであるとりまつ畳がお手伝いします。
    障子から襖、畳や網戸まで、和室に関することなら何でもお気軽にご相談くださいませ。



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