網戸の汚れが気になっていても、掃除をするのが面倒でそのままにしている方も多いのではないでしょうか。上手な網戸掃除の方法を知らなければ、「時間があるときにやろう」と考えて、つい先送りにしてしまうかもしれません。
そこで本記事では、簡単な網戸掃除の方法や、掃除の頻度について解説します。網戸掃除に苦手意識がある方は、今回紹介する方法をぜひ参考にしてください。
身近な道具でできる!網戸掃除の方法6選
網戸掃除に特別な道具を用意する必要はありません。ホームセンターや100均で売っている身近な道具で、手早く汚れを落とすことが可能です。
ここでは、網戸汚れの掃除方法を6つ紹介します。網戸を外さずにできるので、気軽にチャレンジしてみてください。
網戸掃除の方法(1)ブラシを使う
網戸の目に入り込んだホコリは、ブラシを使って落としていきます。洗車ブラシのような、毛の細いブラシを使うのがおすすめです。洗車ブラシがない場合は、使い古しの歯ブラシを使ってみてください。
ブラシをかける際には、窓を閉めて室外からブラシを当てると、部屋にホコリが入りません。ホコリを取り除けたら、網戸を水拭きして汚れを落とします。最後に、窓も乾いた布で拭いておきましょう。
なお、ブラシを活用する場合には、「ブラシ→水拭き」の順番を守るようにしてください。なぜなら、水拭きを先にするとホコリが泥汚れとなり、かえって掃除の手間が増えてしまうからです。
網戸掃除の方法(2)フローリングワイパーを使う
フローリングワイパーの柄は、短い状態にしておきましょう。フローリングワイパーのシートは、ウェットタイプを選択します。なかでも、ホコリを吸着しやすい凹凸のあるシートがおすすめです。
フローリングワイパーの用意ができたら、網戸の両側を順番に拭いていきましょう。両側を拭き終えたら、シートを取り外して、汚れのない部分で周辺を拭き取ります。
網戸掃除の方法(3)新聞紙と掃除機を使う
網戸にそのまま掃除機をかけても、空気が抜けてしまうため、ホコリをスムーズに吸い取ることができません。掃除機をかける前に、新聞紙で下準備を行なうのがポイントです。
網戸の外側に新聞紙を貼り付け、内側から掃除機でホコリを吸い取ります。内側が終わったら、今度は新聞紙を内側に貼り、外側からも掃除機をかけていきましょう。
新聞紙を活用することでホコリを吸い取りやすくなりますが、力をかけ過ぎないよう注意が必要です。掃除機のノズルをゆっくりと当てて、網戸の目に入ったホコリを取り除いてください。
網戸全体に掃除機をかけたら、ついでにサッシにたまったゴミも吸い取っておきましょう。
網戸掃除の方法(4)ストッキングと靴下を使う
ストッキングを脚の付け根で切り取って、片足に靴下を詰め込み、手に取りやすい大きさにします。ストッキングを靴下に巻き付けて団子状にまとめれば、網戸掃除グッズの完成です。
ストッキングの静電気を活用しながら、上から下へと汚れを落としていきましょう。サッシの部分も、こすって汚れを取っていきます。最後に、網戸の周辺に落ちたゴミを掃除機で吸い取ってください。
網戸掃除の方法(5)メラミンスポンジを使う
メラミンスポンジは、あらかじめ水に濡らして水気を絞っておきましょう。網戸を軽くこすって、汚れを取り除いていきます。
汚れを吸着するとメラミンスポンジは黒くなるので、水洗い用のバケツを用意しておくと便利です。網戸の両面をこすり終えたら、メラミンスポンジの削りカスを掃除機で吸い取りましょう。
網戸掃除の方法(6)網戸掃除用のグッズを使う
身近な道具で掃除をしてもキレイに落ちないときには、市販のグッズを試してみてはいかがでしょうか。
ホームセンターでは、網戸掃除用のブラシやローラー、スプレーなども販売されています。網戸掃除専用のグッズであれば、手早く簡単に汚れを落とせるでしょう。
ブラシやローラーの使い方は、上記(1)の説明を参考にしてください。スプレーを使う場合は、先に掃除機で網戸のホコリを取ってから吹き付け、泡が消えたら雑巾で水拭きしましょう。
網戸掃除の頻度はどれくらいが理想?
普段から窓をあまり開けない場合は、網戸が汚れてきても、それほど気にならないかもしれません。しかし、ホコリや花粉など、網戸が汚れる原因は多くあります。
網戸の汚れがひどくなれば、網戸を通る空気も汚れてしまいます。網戸の汚れが体調不良を引き起こすおそれもあるため、十分に注意が必要です。
汚れの定着を防ぐためにも、週1回程度の頻度で掃除を行なうようにしましょう。こまめな掃除が難しい場合にも、半年に1回は隅々まで掃除をしておきたいところです。
まとめ
網戸は常に雨や外気にさらされていて、意外と汚れがたまりやすい場所です。網戸を汚れたままにすることで、窓ガラスや室内の空気まで汚れてしまいます。
網戸掃除は自宅にある道具で手軽にできるので、気が付いたときに手早く終わらせるのがおすすめです。室内の空気を清潔に保つためにも、こまめに網戸掃除をする習慣をつけましょう。