とりまつ畳 株式会社 TORIMATSU TATAMI

【激安畳・即対応可能】畳(たたみ)の張替え・襖(ふすま)の張替え・障子(しょうじ)の張替え・クロスの張替えは、低価格で安心のとりまつ畳へご相談ください。

お見積り無料 電話番号

土日休まず受付対応!即対応可能!
お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ

畳の簡単カビ取り方法をケース別に紹介!カビの予防法6選も解説

  • 畳 | 2023/07/10

    湿気で畳にカビが生えた!簡単なカビ取り方法と湿気対策をまとめて紹介

    梅雨の時期には、部屋のジメジメした湿気が気になります。「いつの間にか畳にカビが生えてしまった」「畳のカビを除去しようとしたら、畳表(表面のゴザ)が変色してしまった」という経験がある方もいるのではないでしょうか。

    現代の住まいは気密性や断熱性に優れていますが、そのぶん「畳のカビ問題」には悩まされやすくなっています。今回は、畳にカビが生える原因と種類、ケース別の畳のカビ取り方法、カビの予防法などを紹介します。

    畳にカビが生える原因とは?

    畳をきれいな状態に保つために、まずはカビが繁殖しやすい環境を確認しておきましょう。

    カビの4つの発生要件

    畳のカビは、以下の4つの要件によって発生します。

    ・温度
    ・湿度
    ・空気(酸素)
    ・養分

    例えば、「部屋の風通しが悪く、湿気が多い」「暖房で室温が高くなっている」「畳の掃除が不十分で埃や汚れが溜まっている」などの状況がこれらの要件を満たします。

    特に、これら4つの要件のなかでも「温度」「湿度」は重要な要素です。「室温が20~30度」「湿度75%以上」の状態が続くと、カビが繁殖しやすくなります。

    畳にカビが生える原因は、イ草の性質にある

    畳表には、天然素材のイ草が使われています。イ草には高い吸湿能力があるので、空気中の湿気や埃を吸収して部屋を快適な状態に保ちます。しかし、湿度の高い状況が続くと、イ草はそのぶんの湿度も吸収するため、カビが繁殖しやすくなります。

    また、イ草は新しいほど湿気を吸収する力が強いので、温度や湿度が同じ場合、カビは古い畳よりも新しい畳のほうが発生しやすくなります。新品の畳に張り替えたときなどは、カビが繁殖しないような対策をとる必要があります。

    畳に生えるカビの種類

    畳によく生えるカビの種類は、以下の3つです。

    青カビ 初期段階の軽度なカビ。パンや餅など、食品にも発生する。カビ臭を放つこともあるため注意が必要。
    白カビ 青カビの仲間である、軽度のカビ。壁や柱、窓枠に発生しやすい。フワフワと舞うため、掃除の際に飛び散らないように気を付けること。
    黒カビ 重度で落ちにくい、頑固なカビ。空気中を漂い、水気の多い場所(エアコン内部、お風呂場など)でよく見られる。



    畳にカビが発生したとき、まずはその種類を確認してみましょう。カビの種類によって、掃除方法も変わってきます。


    畳のカビ掃除に便利な道具

    畳のカビ掃除をする際には、以下の道具を用意しましょう。

    マスク カビ掃除の際にはマスクを必ず着用する。カビの吸引によって、アレルギー症状などを引き起こすおそれがある。
    ゴム手袋 カビやエタノールに直接触れないように、ゴム手袋を着用する。
    歯ブラシ 畳の目に入り込んだカビを掻き出すために使用。使い古しの歯ブラシでもOK。
    エタノール 青カビ・白カビなど軽度なカビ除去に使用。アルコールの一種。揮発性が高いため、畳に吹きかけても湿気が残らない。
    お酢 青カビ・白カビの除去に使える。お酢を水で10倍に薄めたものを使用。
    重曹 黒カビの除去に使用。酸素系漂白剤と混ぜ合わせてペースト状にすることで、カビ臭を除去できる。
    霧吹き エタノールなどを入れて使用する。
    乾いた雑巾 カビ掃除をしたあとに、畳に残ったエタノール・お酢などを拭き取る。


    【ケース別】畳のカビ取り方法を紹介

    畳にカビが生えても、適切な方法で対処すれば元の状態に戻すことができますが、カビの程度がひどい場合は、何日かかけてカビを除去する必要があります。

    本章では、畳に発生したカビの掃除法を紹介します。

    青カビ・白カビが畳に薄っすら生えている場合

    エタノールで青カビ・白カビの掃除をする場合、以下のステップで作業を行ないましょう。

    1. 部屋を換気して、室内に浮遊するカビの胞子を外に出す。
    2. 畳目に沿う形で、ゆっくりと掃除機をかける(カビの胞子が飛び散らないよう注意)。
    3. エタノールか、お酢を水で10倍に薄めた液を畳に吹き付ける。
    4. 20分ほど放置したあと、乾いた雑巾でよく拭き取る(4回ほど繰り返す)。

    カビ掃除で使用するエタノールは、濃度70~80%のものを用意します。エタノールがない場合は、無水エタノール・精製水を8:2の割合で混ぜたものでもかまいません。

    お酢には除菌作用があるので、畳のメンテナンスにも効果的です。ただし、畳の縁や新しい畳表に酢を使用すると変色することがあるので、取り扱いには十分に気を付けましょう。

    畳にひどい黒カビが生えている場合

    カビが発生している範囲が広い場合は、晴れた日の屋外で掃除を行ないましょう。重曹を使ってカビ掃除をする際には、以下の手順で行ないます。

    1. 掃除機や箒、乾拭きの雑巾で、表面のカビを除去する。
    2. 黒カビに粉状の重曹をふりかける。
    3. 重曹の上からエタノールを吹き付ける。
    4. 使用済みの歯ブラシで、畳の目に詰まった黒カビを掻き出す。
    5. 風通しのいい屋外で日陰干しにするか、畳表面を裏返して3~4日ほど乾燥させる。

    畳が変色するおそれがあるため、重曹をふりかける際は、黒カビにピンポイントで使用しましょう。

    畳からカビ臭がする場合

    畳のカビ取りが無事にできたように見えても、カビの嫌な臭いがなかなか取れないことがあります。臭いがひどいときは、重曹ペーストを使った以下の方法を試してみましょう。

    1. 重曹・酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜて、ペースト状にする。
    2. 畳のカビの部分に、作った重曹のペーストを塗る。
    3. 5分ほど置いたあと、乾いた雑巾で拭き取る。

    畳のカビ・湿気対策│効果的な予防法6選

    畳のカビ・湿気対策│効果的な予防法6選

    和室を快適に使うためにも、カビが繁殖しづらい環境を整えましょう。畳のカビを予防するには、部屋の換気を十分に行なうこと、湿度を下げて部屋を清潔に保つことが大切です。

    「温度」「湿度」「空気」「養分」の4つの要件を意識することで、カビ発生を予防できます。具体的には、以下の6点について日頃から意識して生活しましょう。

    布団は敷きっぱなしにしない

    人間は寝ている間に大量の汗をかき、その汗を布団が吸収します。布団を敷きっぱなしにすると、布団と畳の間に湿気が溜まり、カビが繁殖する原因となります。

    晴れた日は布団を外に干して、畳を乾燥させる必要があるでしょう。外に干せない天気の日でも毎日布団を上げて、畳を乾燥させることが大切です。

    雨の日には、布団乾燥機で乾燥させるのもよいでしょう。畳と布団の間にすのこを置いて、風通しを良くするのもカビや湿気対策に効果的な方法です。折り畳めるすのこなら、布団を敷いたまますのこを動かすだけで簡単に室内干しができます。

    防湿シートを使用する

    畳の湿気が気になるなら、防湿シートの力を借りてみましょう。防湿シートは畳床の下、または畳床と畳表の間に敷き込みます。見えない場所に防湿シートを敷けば、和室としての見た目も損ないません。

    なお、畳床と畳表の間に防湿シートを敷きたい場合は、畳表を剥がす作業が発生するため、専門業者への依頼が必要です。

    畳の上にカーペットを敷く際にも、防湿シートを畳との間に敷いて、湿気を取り除きましょう。防湿シートを使用する場合は、防虫機能付きのシートを選ぶのがおすすめです。

    除湿剤を置く

    梅雨など特に湿度が高い時期には、除湿シートと併せて除湿剤も使いましょう。置き型の除湿剤なら、和室に置くだけです。吸湿量が目に見えるため、取り換えの時期にもすぐに気付けるでしょう。

    ただし、除湿剤は広いスペースには不向きであること、和室の雰囲気にそぐわないことがデメリットです。満杯になると除湿力がなくなってしまうため、水が溜まったら早めに処分する必要があります。

    除湿機を設置する

    カビ・湿気対策として、除湿機を購入するのもよいでしょう。購入費用や電気代などのコストはかかりますが、除菌・消臭機能が付いたものもあり、便利に使えます。

    除湿機を利用する際には、排水タンクの管理に注意が必要です。水が溜まったままの状態が続くと、雑菌が繁殖してカビ発生の原因となります。フィルターも定期的に外して、付着した埃やゴミを取り除きましょう。

    定期的に換気を行なう

    窓をこまめに開けて換気をすることで、室内の湿度を下げ、温度を変えられます。換気扇を回して空気を入れ替えるか、窓を2ヵ所開けて空気の通り道を作りましょう。

    空気を効率的に入れ替えるなら、扇風機やサーキュレーターを併用するのがおすすめです。

    こまめに部屋を掃除する

    埃や皮脂、垢、食べこぼしなど、カビの養分を取り除くことで、畳のカビ発生を抑制できます。畳の上をこまめに掃除して、カビが好むものを徹底的に取り除きましょう。

    畳を掃除する際には、掃除機や箒、雑巾などを活用します。畳の目に入った細かい埃やゴミは、やわらかい材質の箒で掻き出しましょう。普段は畳の表面だけでかまいませんが、大掃除の際には畳をめくって、裏側まで掃除をしてください。

    畳のカビを防ぐためにも、掃除・湿気対策を万全に!

    畳には吸湿性の高いイ草が使われているので、湿気の多い状態が継続するとカビが繁殖しやすくなります。「温度」「湿度」「空気」「養分」という4つの要件に注意し、カビが発生しづらい環境を整えることが肝心です。

    畳のカビ発生を防ぎたいなら、特に湿気対策を入念に行ないましょう。換気や除湿グッズなどを活用しながら、適切な湿度(40~60%)に調整します。

    畳にカビが生えているのを見つけたときは、エタノールや重曹などを使って掃除を行ないます。カビの種類を確認して、適切なカビ取り方法を選択してください。

    自力で対処できないほどのカビが生えてしまった場合は、畳の表替えや新調などのメンテナンスも選択肢の一つです。とりまつ畳では、表替えは3,500円からお受けしております。

    「畳のメンテナンスについて知りたい」「畳を新しく取り換えたい」など、畳に関するご質問やご要望があれば、ぜひお電話やメールでお気軽にご相談ください。

    TEL:0120-211-021



LINE公式アカウント友達追加で初回10%OFFクーポンをGET!

友だち追加

関連記事