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畳の新調(新畳)とは?張り替えのタイミングや費用目安について解説

  • 畳 | 2023/07/11

    畳の新調とは?張り替えすべきタイミングと費用目安について紹介

    畳の色が変わってきたり、傷みがひどくなってきたりした場合には、どのように対応すればよいのでしょうか。畳にはさまざまなメンテナンス方法があるため、畳の状態や使用年数に応じて、最適な方法を選択する必要があります。


    そこで今回は畳の「新調」について、メンテナンス方法や新調のタイミング、費用などの詳細を解説します。自力で新調する場合の注意点、効果的なカビ対策についても紹介しますので、ぜひチェックしてください。

    畳の新調(新畳)とは?

    新調はその名のとおり、畳をまるごと新しいものに交換するメンテナンス方法です。畳表(たたみおもて)、畳縁(たたみべり)、畳床(たたみどこ)を自由に組み合わせて、自分好みの畳にすることができます。畳の専門店でラインアップを確認して、畳表のグレードや畳縁の色柄などを決めていくとよいでしょう。

    新調の目安時期は使用開始から10~20年後ですが、損傷の程度によっては、10年以下でも新調したほうが良い場合もあります。

    新調(新畳)以外の畳のメンテナンス方法

    新調(新畳)以外の畳のメンテナンス方法

    続いては、畳の新調以外のメンテナンスとして、「裏返し」と「表替え」の2つを紹介します。

    裏返し:畳表を裏返す方法

    畳の日焼けや擦り切れ、色あせが気になってきたら、「裏返し」によってメンテナンス可能です。裏返しの目安時期は使用開始から3~5年後で、傷んだ畳表を裏返しにして、傷んでいないほうを表に出します。ただし、裏返しによるメンテナンスは畳1枚につき一度しかできません。

    表替え:畳表を交換する方法

    「表替え」は裏返しから3~5年後、もしくは畳を使用し始めてから5~10年後に行ないます。中心部の芯はそのまま再利用し、表面の畳表だけ新品に交換する方法です。ただし、畳表以外はそのままとなるため、劣化が芯にまでおよんでいる場合は畳の新調を検討したほうが良いかもしれません。

    畳を新調(新畳)するべきサイン

    畳の新調のタイミングは、素人にはなかなか判断しづらいものです。

    見た目がそれほどひどい状態でなければ、「まだ使えそうなので、新調はもったいない」と感じてしまうかもしれません。しかし、畳にもやはり寿命があります。カビやダニの繁殖で健康被害が出てしまうおそれもあるため、寿命を過ぎた畳は思い切って新調するのが得策です。

    畳を新しいものに交換すれば、イグサの爽やかな香りを再び楽しめるようになりますし、部屋が居心地の良い空間となり、和室特有のリラックス効果がさらに高まるでしょう。

    以下の症状が出てきたら、畳の内部にまで損傷が進んでいると考えられるため、新調を検討する時期といえます。

    畳を新調するべきサイン(1)表面の状態

    ・畳そのものがへこんできた
    ・一部が黒く変色している
    ・大きな傷がある
    ・表面の皮がひどく剥けている
    ・イグサの間に隙間ができている

    畳を新調するべきサイン(2)踏み心地

    ・表面がフワフワしている
    ・ぐにゃりとした感覚がある
    ・上を歩くときしむような音がする

    畳を新調するべきサイン(3)形状・厚さ

    ・畳が最初よりも薄くなった
    ・畳と畳の間に大きな隙間がある

    畳を新調するべきサイン(4)畳床の状態

    ・畳床の糸が切れている
    ・畳床が腐っている

    畳を新調するべきサイン(5)その他の問題

    ・ダニが気になる
    ・強いカビ臭がする
    ・シロアリに食べられている
    ・湿度が高くじめじめとしている
    ・ペットの匂いが染みついている
    ・雨漏りなどで大量の水に浸かった

    新畳はカビが生えやすいため注意!効果的なカビ対策とは?

    新畳の新鮮なイグサは、古い畳のイグサよりも湿気をたくさん吸収します。湿気が多くなるとカビやすくなるため、湿度調整をこまめに行なわなくてはなりません。

    特に集合住宅は構造上、湿気がこもりやすくなります。窓やドアを開けて空気を入れ替えたり、エアコンや扇風機、除湿器などの家電を使ったりして適度な湿度を保ちましょう。

    畳の湿気対策なら、床下に防湿シートを敷くのもおすすめです。カビの栄養分を残さないように、畳の掃除も忘れずに行なってください。

    カビ対策については、こちらの記事で詳しく説明しています。

    関連記事:
    畳にカビが…原因とすぐできるカビ取り方法、予防対策までまとめて紹介

    畳の新調(新畳)の費用目安|自分でDIYできる?

    畳を交換することを決めたら、次に気になるのは費用です。ここでは、畳の新調を業者に依頼する際の価格目安について紹介します。また、畳の新調は自分でDIY可能なのか、というよくある疑問についても、併せて考えていきましょう。

    畳の新調を業者に依頼した場合の価格目安

    一口に畳といっても、リーズナブルな価格のものから高級品までさまざまな種類があります。業者に畳の新調を依頼する場合、畳の品質やグレードによって価格は大きく異なります。安いものであれば1畳で8,700円ほど、高級品であれば30,000円以上するものもあります。

    つまり、6畳間の畳をすべて新調した場合、52,200円~180,000円ほどかかる計算になります。ただし、必ずしも部屋の畳を一気に新しくする必要はありません。1畳から対応している業者もあるので、まずは一度見積もりを依頼してみるとよいでしょう。

    予算を考慮することももちろん大切ですが、畳は長く使うものであるため、機能や品質についてもよく検討したうえで、最適な選択をしましょう。

    畳の新調、自分でDIYすることは可能?

    ホームセンターやインターネット通販を利用して、自分で畳を張り替えることも不可能ではありません。しかし数千円で安く畳を購入できたとしても、専用の工具を用意する費用などもかかり、業者に依頼するよりもかえって高くついてしまう場合もあります。

    さらに、「畳のサイズを間違えてしまった」、「数日かけて張り替えたのに、仕上がりが微妙だった」といった事情で、結局業者に駆け込むケースも珍しくありません。したがって、畳は自力で新調するよりも、プロの業者に依頼するほうが無難であるといえるでしょう。

    畳の新調(新畳)は和室のプロフェッショナル、とりまつ畳にご相談ください!

    畳のメンテナンスには3種類あり、損傷の程度によって裏返し、表替え、新調のいずれかを選択します。畳の傷み具合や使用年数によっては、新調することも検討しましょう。

    また、自力で畳を張り替えようとすると、かえって高くついてしまうこともあります。時間や手間を考えると、業者に依頼するほうがスムーズです。

    とりまつ畳は、畳の専門店ならではの低価格・高品質を実現する和室のプロフェッショナルです。畳の新調に関してお悩みの方は、ぜひ一度とりまつ畳にご相談ください。

    TEL:0120-211-021



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